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スーパーウルトラハイフィクション.
つまらないくだらないが愛になるまで
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MEG/MAVERICK
久々の彼女のアルバム、っていう訳でもないんだけど中田ヤスタカとのタッグで作られたのはちょうど一年振り。
前作「Journey」で脱エレクトロともとれるようなシンプルでポップな楽曲を作っていたからか中田ヤスタカと再びアルバムを作るって聞いた時は正直リスナーとしては不安になったところもある。しかし、やっぱりその期待はいい意味で裏切られた。さすが、の一言に尽きる。そんな一枚。
まず、MEGがこの作品で伝えたかったこと、鳴らしたかったこと、それは彼女自身の年相応の美しさであり思いであった。モデル、デザイナーとして活躍しながらある一定のコンスタントで楽曲をリリースする、エンターテイナーの生みの喜びと自分の思いを通すことの不安。自分にしか出来ないことをやっていかなくてはならないという苦しみが寂しさが以前から楽曲の端々に感じることが出来たけど、そんな悲しみでさえも彼女が歌詞にして歌ってしまえばどんな曲だってほっこりと温かく、こうも人を優しく受け止めてくれるものになってしまう。
様々な感情、それを歌にして自分のエネルギーにしてゆくこのアルバムで感じられる〝凄み〟は彼女がまだシンガー・ソングライターとして曲を作っていた、「傘としずく」のような強い思いを感じた。
彼女の華やかさや才能は、はじめ人に別れを告げて新しい自分として歩いてゆく、切なさを歌にしたものから始まっていたけれど結局それが原点でMEGが伝えたいことっていうのはそういうことなんだろうなと思いながら聴くと、一曲目「7N0B」から涙を誘うラスト・ナンバー「MAVERICK」までそんな寂しさでいっぱいになる。でも、まあそれだけじゃないのがMEGでもある。ミディアムでスローなラヴソングからお茶目でポップなキラーチューンまで、まさに多様。かつてのキラキラとしたエレクトロナンバー「HEART」や「MAGIC」に比べたら確かに斬新さも完成度も劣ってるかもしれないし、彼女の独特の世界観から生まれる、j-popのつまらなさも詰まってる節もある。
しかしそれが彼女の良い所なのかもしれない。ありふれている中で自分のあっけからんとした思いを歌う彼女は、どんな歌を歌う歌手よりも儚くて美しいのだから。
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【2010/06/26 10:59】 | 音楽 | コメント(0) |
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